2015年8月7日金曜日

見えない部分のこだわり@ポケット編

バッグのインナーポケットといえば、インナーに1枚の布を文字通りポケットとして縫いつけるのが一般的な方法ではないでしょうか。
sacoche forのインナーポケットは、ちょっとかわったつくりになっています。

これは、製作途中のインナーの画像で、上下2枚の布が合わさっている部分がポケットの口になっていることがおわかりでしょうか。
マジックテープで閉じられたこの状態だときれいにツライチになっていて、サコッシュにものを出し入れするのもスムーズに出来そうですよね。

マジックテープを剥がすと、こんなかんじに口を開きます。
つまり、上下2枚の布がインナーそのものの生地になっていて、その内側にもう1枚布を貼りつけてポケットにしているのです。
…と、画像と文章だけでそんなつくりなのかを説明するのはとても難しいのですが、ポケットひとつにもTOMOKABANのこだわりがあるんだと気づいていただければと思って書きました。

2015年8月6日木曜日

マグネットホックの下には…

sacoche forの開口部にはワンタッチで開閉できる凹凸一対のマグネットホックがあって、中に入れたものの飛び出しを防止してくれます。
このマグネットホック、現在のバージョンではその基部にフェルトの補強を入れています。上の画像の、マグネットホックの周辺の四角く盛り上がって見えるのがその部分です。
sacoche forの初期バージョンではこの補強が入っておらず、開閉を繰り返すうちに取付部の生地が引っ張られて傷む可能性がありました。そうならないように、ちょっと張りのある補強を施したのです。
これにより、マグネットホックの開閉も容易になり、例えば面が平滑になったことでマグネットがくっつくのが確実になったし、指を一本差し入れるだけでホックを外すといったことができるようになりました。
見た目では伝わりにくいsacoche forの中身ですが、少しでもいいものにしたいと日々考えてつくっています。

2015年8月4日火曜日

サスペンダークリップにお任せください

sacoche forのマルチカラーシリーズにも、もちろんサスペンダークリップがついてます。
これがなにかというと、メッセンジャーバッグなどでお馴染みのクロスストラップをとてもシンプルに使えるようにしたものです。

 こんな風に前にずれ落ちてきて、ペダリングの邪魔になるサコッシュですが…

 本体を背中に一周させて、サスペンダークリップを中折れして開いて…

 サコッシュの端に留めてあげれば…

 落ちません。

 落ちません。

 落ちません。

 スッキリしています。