2015年1月21日水曜日

オリジナルサイクルウェア紹介・ウインドブレーカー

TOMOKABANのサイクルウェアの紹介、その3回目はウインドブレーカーです。
半袖ジャージが夏向きの明るい色、ロングスリーブ・ジャージがシックな黒ときて、このウインドブレーカーは白です。

ご覧のとおり、背面も真っ白。
すべてがモノクロの中で、まめぞう屋さんのマークだけがフルカラーだという贅沢なことになっています。
上に着ることが前提なウインドブレーカーなので、ジャージ類と較べると裾や袖がけっこう長めになっています。

この右肩のものもそうですが、このウインドブレーカーではイラストなどのビジュアルのほとんどをモノトーン…しかもシルエットで表現しています。

左肩のロゴマークは、黒地に白文字で大胆に配置。
素材は、ウインドブレーカーに多く使われるナイロンではなくポリエステル。昇華プリントに適した素材ということでそうなっているのですが、ナイロンと較べ肌触りが優しいように感じられます。

それよりも大胆なのが、この袖のロゴです。
白くしようと決めていた袖部分にアクセントをつけたくて、文字というよりも柄を入れたように見えるようにデザインしました。

ワキ部分をすべて黒に切り替えて、全体が締まるようにデザインしています。
画像ではよくわからないでしょうが、身頃のサイドの黒と白の切り替えは、黒の方を脇のロゴ部分のパネルの縫製部よりも背中側に広げています。これは、背中の白い部分の面積を左右に狭くすることで精悍なイメージを出すことを目指したものです。
垂れ下がっている紐は、バックポケットにアクセスするための開口部のジッパーのものです。

ジッパーを引けばこのように大きく開いて、バックポケットへ手を伸ばすのが容易なのはもちろん、ウインドブレーカー内の空気を抜いてくれる効果も期待できそうです。
ちなみに、これを収納するためのサックなどは付属しませんし、ウルトラライトなものと較べると折りたたんだ際のサイズもさほど小さくなりませんが、ジャージのポケットに忍ばせておくには充分な大きさではないかと思います。

こちらが、同じウインドブレーカー(サイズ確認用の試着品)を軽く折りたたんでまとめたものです。

ジッパーを開くとキャラが左右バラバラになってしまいますが、シルエットなので生々しくはないんじゃないかと…

ちなみに、撥水機能はありますが、レインウェアではなくあくまでウインドブレーカーであることをご承知置きくださいね。


そして、このウインドブレーカーで本当にやりたかったことがこれ…
下にTOMOKABANのジャージを着た時に、ウインドブレーカーのジッパーを開くとビビッドな色彩とイラストが現れるという仕掛けです。つまり、シルエットにしたイラストは、中のそれが透けて見えているんだということを表現したものなのです。

鮮やかな色彩のジャージと併せて着ていただきたいのはもちろん、いざという時の一枚や、冬場のアウターとしてぜひ揃えていただきたい逸品です。