2014年5月31日土曜日

チポリーノがやってきた

熊本のサイクリストにはお馴染みの矢部町のおしゃれなパン屋さん
Bread&Cake Cipollino(チポリーノ)そのチポリーノさんが5月30日と31日の両日、熊本市中央区桜町の熊本県物産館前で行われている、観光物産発信展に出店していました。
普段は矢部町まで出向かないと味わえないおいしいパンを、熊本市内にいながらにして味わうチャンスとばかり、TOMOKABANも自転車でお邪魔してきました。
チポリーノさんは、この出店のために、両日とも家族総出で夜中の2:00から仕込みを行ったそうです…ご苦労さまです!










並べられたパンやケーキをなぜ全部載せたのかというと、実は選びきれなくて全種類買い求めちゃったからです。数日間パン三昧になりましたが、どれも美味しくて幸せでしたよ。
仲のよい親子での、笑いの絶えない出店でした。

描き上がった、手描きのPOP。手作り感満載で、暖かいですね♪
自転車でも、他の方法でも、山都町を訪ねる際にはぜひお立ち寄りください。

2014年5月22日木曜日

サムライサコッシュについて

自転車市庭Vol.3でお披露目を行い、大きな反響をいただいたサムライサコッシュ。そこではプロトタイプのそれを販売させていただき、少ないない数のお客さまにお買いあげいただきました。当日足を運んでいただいた皆さん、お買いあげいただいた皆さんに、この場を借りて深く御礼申しあげます。
そのサムライサコッシュのプロトタイプである「市庭Edition」を、TOMOKABAN STOREで早速お買いあげいただいたお客さまに、それに触れて感じていただいたことをご自身のブログでお書きいただきました。その内容は…わたしたちのサムライサコッシュについて感じたことを、ストレートかつ仔細に書かれたもので、とても嬉しくありがたい気持ちになることができました。
そのブログの中で、サムライサコッシュについての考察をかなり深く行っていただいてます。これがもう、わたしたちが公式の場でそのまま使わせていただきたいと思うほど素晴らしい内容なのです。
その中でサムライサコッシについていくつかの疑問を挙げていただいてますので、それにお答えさせていただく意味も込めて、以下で少しお話させていただければと思います。
sacoche forで、そのサコッシュのストラップをどうするかかなり迷わされ、最終的に本体と同じ倉敷帆布をテープ状に縫ったものを使うことになり、本体からストラップまで同じ素材になったことでsacoche forには見た目も含めた大きなアイデンティティが与えられることになりました。
それでも、sacoche for以降の製品展開を考ていたわたしたちは、そのストラップの素材として相応しいものはないだろうかと常々考えていました。
そんな時出会ったのが、Yumeno Cyclesさんからご提案いただいた真田紐でした。
真田紐は、戦国武将、真田幸村とその一族が刀の柄に巻いたことで知られる日本の伝統工芸品です。それは、太い糸を使い縦横に織ってつくられているから、程よい厚みがあり、伸びることもほとんどありません。
その真田紐をサムライバーテープの名で自転車のバーテープとして活用することを提案していたYumeno Cyclesさんから、サコッシュのストラップに使ってみませんかと提案されたのです。
早速、現物を拝見してみると…
それは、偶然にもわたしたちがつくるサコッシュのストラップとまったく同じ幅のものでした。
紐の幅が同じなら、いま使っているバックルやサスペンダークリップがそのまま使えるわけで、渡りに船と早速試作してみることにしました。
また、Yumeno Cyclesさんに真田紐のサンプルをお送りいただいた際に一緒に届いた試作品だというサコッシュが、真田紐をボタンナップで留める方法を採用していたのを目にして、コレダ!とひらめき、ボタンを使って簡単に着せ替えのできるサコッシュをつくることにしました。
sacoche forで実現していた簡易なクロスストラップ機構を、ぜひこの試作品に盛り込みたいと考えたわたしたちは、これを別パーツにし、それをボタンナップで長さ調整できるようにしました。
ボタンは、サスペンダークリップに合わせるためとボタンホールを通しやすくしようと考えて、つるんとした形状で、かつ確実に固定するため適度な厚みがあるものを採用しました。
ストラップとクロスストラップには、ボタンホールを複数設けて、これによって長さ調整を行うようにしています。
ボタンホールの位置などについては、異なる体格の方に実際に試していただいて決定したものです。ストラップが肩から落ちないようにクロスストラップ側のボタンホールも使って調整してやれば、大きくない体型の方にもお使いいただけると思います。
サスペンダークリップとボタンナップを採用したことで、サムライサコッシュのクロスストラップを、とてもシンプルに仕上げることができました。
sacoche forもそうですが、マチのないサムライサコッシュには大きなものや重量物を入れて使うことを想定していません。ふたつのサコッシュのストラップの幅が狭いのも、これを理由にしています。
倉敷帆布を四重に重ね縫ったsacoche forのストラップと較べると厚みが少ない真田紐と組み合わせるにあたって、サコッシュ本体は倉敷帆布を一重で使い、裏地やポケット、マグネットホックも付けずに軽やかに仕上げようと考えました。
これによって83gしか重量がない軽いサコッシュができ、sacoche forの148gから大幅な軽量化を実現しています。
また、マグネットホックやマジックテープで口を閉じない仕様のため、sacoche forのデザインとは違う縦に長いものにして、中に入れたものが飛び出しにくいようにしています。
クロスストラップを固定する方法として、sacoche forと同様にサスペンダークリップをサムライサコッシュでも使用しています。このサスペンダークリップは元々ズボン吊りに使われることを想定したものですから、厚みがあるものを挟むのには向いていません。幸いなことに、サコッシュなら本体にマチ(厚み)がないため、サスペンダークリップでも上手く挟めるわけです。
このサスペンダークリップを留める位置に、それがくわえ込みやすいように、タグ…布か皮革でつくったベロのようなもの…を付け加えることも検討し試作も行いましたが、ソリッドなデザインが損なわれるのと、そうすることでかえって留めにくくなることなどがわかり、それは行っていません。
わたしたちがsacoche forをつくった時に倉敷帆布や播州織といったブランドの国産の生地を使ったのは、素性の知れないものを使いたくないと考えたからです。それらはとてもしっかりとしたもので、sacoche forを存在感があるものにしてくれました。それはサムライサコッシュとして倉敷帆布を一重で使っても同じことで、ただの袋ではないと感じさせるものになっているのではないかと思います。
TOMOKABANのサコッシュが、日本の伝統工芸品の真田紐と出会って生まれたサムライサコッシュ。そのネームタグに刻んだ「made in japan」の文字に恥じないものになりました。もちろん、TOMOKABANのアトリエでひとつひとつ縫製していますので、そのサコッシュは紛れもなく「made in japan」なのです。

2014年5月19日月曜日

サムライサコッシュ(市庭Edition)はお早めに

サムライサコッシュ(市庭Edition)は、現在この色の組み合わせでご用意させていただいてます。
今後は限定した色展開にさせていただく予定のため、現在のものがなくなり次第終了になるものがあるかもです。
お好みの色があれば、お早めにWEB STOREへどうぞ。

2014年5月18日日曜日

サムライ自転車がやってきた!

自転車市庭Vol.3で試乗させていただき上のカンバン絵にも登場した新家工業の軽快車ツバメ号をすっかり気に入ってたと話していたら、出品されていた興陽建設さんのご好意で、なんとTOMOKABANにやってくることになりました。
昨日はわざわざ球磨の錦町から納車にきていただき、トレードの約束をしていたサコッシュをふたつ差し出しました。
早速サムライバーテープを巻いてみましたが、グリップが上手く外せずその上から巻いたのでけっこう難儀することに…
なんとか巻いてみると、なかなかの出来栄えにニッコリしてしまいました。
興陽建設さんとムスメちゃん、ありがとうございました!

2014年5月17日土曜日

サムライバーテープを巻きますよ♪

バーテープって、現在主流のケミカルな素材なものだとある程度の伸縮性があって、ハンドルバーに巻く際にどこまで締めていいのかわからず、ちょっとやりづらく感じることがありますよね。それは本物の皮革のものもそうで、ちゃんと巻いたつもりでも緩かったりキツかったりで、苦労させられることが多いです。
コルク素材のものは感触がとてもよくて好きですが、これも巻いてる最中に引っ張りすぎて切れてしまい涙目なんてことがあります。
かつては…30年以上前…は、バーテープといえばコットン製のものが主流でした。このコットンバーテープ、ほとんどのものが薄くて伸びやすく、使っているうちに緩んでしまうなんてこともありました。
TOMOKABANで取り扱いを始めたサムライバーテープは、太い糸を使い縦横に織った織り紐の真田紐を使っているから、程よい厚みがあり、伸びることもほとんどありません。ですから、ハンドルバーに巻く際にも大きな苦労をせずにスムーズにそれを行うことができます。
でも、バーテープを巻くのが苦手、やったことがないという方もいらっしゃることでしょう。そういった方のために、TOMOKABANでは河原町のアトリエでサムライバーテープをお買い上げいただいたお客様に限り、バーテープを巻いて差し上げるサービスを行います。

工賃は、たったの1,080円(税込)。
例えば、このカンバン絵の用に2種類のテープをクロスさせる「忍者巻き」の場合でも、やっぱり同じ金額しかお預かりしません。その代わり、(ドロップハンドルに)忍者巻きするには2セット分のサムライバーテープが必要ですけどね…
そして、今月5月中に限り、サムライバーテープをお求めのお客様に無料で巻かせていただくキャンペーンを行います。
この機会に、サムライバーテープをぜひともご検討ください。

2014年5月16日金曜日

サムライサコッシュとサムライバーテープ

サムライバーテープとTOMOKABANが出会って生まれたサムライサコッシュ、そのお披露目を行った先日の自転車市庭Vol.3では、女子人気が高くてびっくりしました。sacoche forよりもサコッシュらしく、自転車で使うことだけを考えてつくったのに、かわいいとの声が聞かれてたことがとても意外だったのです。サムライの名を冠した通り、男子にウケるに違いないと思ってたのに…
そんなわけで、自転車市庭用につくった仕様のサムライサコッシュのインターネット販売を開始しました。
こうやって告知するより先にすでにオーダーが入っていて、とてもありがたく感じています♪

そして、サムライサコッシュのストラップに使っている真田紐でつくったサムライバーテープですが、TOMOKABANでも取り扱いを開始しています!
WEB STOREでもお求め頂けますし、TOMOKABANまで出向いていただければ実際の触り心地や織りの素晴らしさに触れていただくことができますよ〜♪
自転車をお持ちいただければ5月いっぱいは無料で巻いちゃいますから、その時は事前にお問い合わせくださいね。

2014年5月15日木曜日

2016年のNHK大河ドラマ

再来年2016年のNHK大河ドラマは、三谷幸喜さんが脚本を執筆する真田幸村の生涯を描く「真田丸」に決まったそうです。
真田家ゆかりの伝統工芸品・真田紐と、それを使ったサムライバーテープにも注目が集まりそうですね。

サコッシュはロードレース生まれ

今年も、イタリア本土を舞台にしたサイクルロードレースのジロ・デ・イタリアが開催されていますね。
TOMOKABANが提案するサコッシュは、そのサイクルロードレースの補給のために生まれたものです。
ジロ・デ・イタリアはもちろん、ツール・ド・フランスなどの世界的なサイクルロードレースは、一日に数100kmの距離を走り、それを数週に亘って行うといった過酷なものです。参加する選手は、スタートしたらゴールするまで、一日のうちだだの一度も停まることなくベダルを漕ぎ続けます。当然おなかも空くし、喉だって乾くため補給はするのですが、それは当然サドルの上で行われます。
競技中の選手に補給食などを手渡すための布製の袋が、サコッシュです。アシストするチームスタッフからこれを手渡された選手は、紐をたすき掛けにして、走行しながら中のものを口にして、それが終われば沿道に投げ捨てます。
そもそもは、使い捨てのものだったサコッシュ。その手軽さをスポイルすることなくいつも身につけていられるものができないかと、TOMOKABANは考えました。
TOMOKABANのサコッシュは、サコッシュらしさを損なわないもの、自転車ユーザーに愛されるものを目指しています。

2014年5月14日水曜日

250の気持ちをありがとう

いつもFacebookのTOMOKABANページにいいね!していただき、ありがとうございます。
お陰さまで、いいね!の数も250を超えて、その数がとても励みになると同時に、身の引き締まる思いがします。特に、自転車市庭Vol.3以来、沢山の方にいいね!をいただくことができ、皆さんに感謝してもし切れません。
これからも、TOMOKABANページをよろしくお願い申し上げます。
新作サコッシュの準備に在庫の補充と相変わらず忙しいですが、頑張ってます!

2014年5月13日火曜日

リーフレットが刷り上がってます

自転車市庭Vol.3から使うために、リーフレットをつくりかえました
これまではBJプリンタで刷り出してなかのひとが1枚いちまい手折りしたちょっと残念なものだったのですが、今回からナント立派な印刷になっています。
ぜひ、お手にとってみてくださいね。

2014年5月12日月曜日

自転車市庭Vol.3に出店しました

5月11日(日)に熊本嘉島町の浮島神社で行われた自転車専門のフリーマーケット・自転車市庭Vol.3に、昨年8月、11月に引き続き3回めの出店をさせていただきました。


当日は、懸念されていた雨模様の天気予報が一転し好天に恵まれたこともあって、朝から大盛況。29.8℃まで気温が上がって、真夏日を思わせるような暑さになりました

TOMOKABANのブースはこんな感じ。デモ用に、ANCHORロードも持ち込んでいます。

ほぼ毎朝描いているカンバンも、自転車市庭バージョンで登場。

実はこれ、当日の朝の設営の合間に短時間で描いたんですよ。やれば出来る子w


この日の目玉は、新作のサムライサコッシュ

戦国武将、真田幸村とその一族が刀の柄に巻いたことで知られる日本の伝統工芸品・真田紐と、丈夫で独特の風合いを持ち色彩も豊かな倉敷帆布の、両者のよさを活かしたMADE IN JAPANのサコッシュが、このサムライサコッシュです。
サコッシュ本体は、裏地を付けずに軽く仕上げ、丸めれば携帯にも便利なようにつくりました。真田紐ならではのしっかり感のあるストラップは、ボタンスナップで長さ調整も容易。前傾姿勢でもサコッシュ本体が背中からズレない、サスペンダークリップがついた真田紐製のクロスストラップもアッセンブルしています。

ボタンナップである特徴を活かして、この日はサコッシュ本体とストラップ、クロスストラップの3点をバラで販売。色の組み合わせを、お客さま自身にチョイスしていただく楽しさを感じていただきました。

このサムライサコッシュ、お蔭さまで大好評。sacoche for目当てで足を運んでいただいた福岡のお客様にもこちらをたいへん気に入ってもらい、お買い上げいただけました。TYさま、ありがとうございました!

こちらも、お買い上げいただいたお客さま。早速お使いいただき、ありがとうございます!
そして、もうひとつの目玉が、カラフルなストライプ柄sacoche for。左右の2柄、ブルーストライプ、オレンジストライプのみを、それぞれ30個の限定販売品として今後ご案内させていただくことになります。その他の3柄はこのイベントのための試作品でしたが、今回特別に販売させていただき、全て完売御礼となりました。
そのひとつをお買い求めいただいたのは、ブルー大好きなお客さま。友人でもある彼女、お気にいりのウェアとよくお似合いです。
ブログ・くまもと自転車紀行でお馴染みのお客さまには、お母さまへのおみやげにと黄色と緑のストライプ花紺のものをお買い上げいただきました。優しい気持ちが伝わるといいですね。

もちろんソリッドカラーのsacoche forも販売して、好評をいただきました。
*表示価格はイベント当日のみの特別なもので、通常は本体価格4,000円に消費税320円を加えた4,320円での販売となります。

毎回、久留米から自走でお越しいただくお客さまにも、お買い上げいただきました!

この日は、サムライサコッシュに使っている真田紐をバーテープにしたサムライバーテープも特別に販売。このサムライバーテープ、この日が熊本初上陸です。

このためにわざわざ東京から来遊いただいた製造元のYumeno Cyclesさんの商品紹介に、多くの方が足を止めて聞き入っていましたよ。
お陰さまで、サムライバーテープも大好評。お買い求めいただいた皆さんに感謝です。

TOMOKABANのビジュアルをお願いしている、カメラマンとモデルのコンビも来場。このあと、浮島神社の周辺での撮影に出かけていきました。

 福岡からトレイン&バイシクルで、わざわざ駆けつけてくれた友人とハグ。

こちらの友人はこの日が生憎の出勤日で(´・ω・`)ショボーンだったのですが、貴重な昼休みの時間を使って駆けつけてくれました。ありがとう、軍曹!

こちらも、福岡からきてくれた友人たち。今回は、彼らに限らず福岡など他県からの来場者が多いように感じました。もちろん、地元熊本の皆さんにも大勢お越しいただきましたよ。
後ろ姿のお客さまには、試作品のsacoche forをお求めいただきました。

15:00を回り無事に終了して撤収も済んだところで、主催者の井王さんとパチリ。

この自転車市庭Vol.3は、自転車お守りでも知られる熊本嘉島町の浮島神社の井王さんが企画したもので、井王さんご自身も熱心なサイクリストです。
今回のイベントのテーマは「おしゃべり」。ただのフリマではなく、自転車愛好者同士が気の置けない会話を楽しめる場にしたいと井王さんが願ってそう決めたものです。TOMOKABANでも、来場者や出店者の皆さんと出来るだけコミュニケーションを取ろうと思って臨みましたが、蓋を開ければ思いがけず大勢の方に来店いただき、ブースを離れる暇もなく、思うようにそれができなかったことが少しだけ心残りになりました。でも、その分ブースを訪ねていただいた方といっぱい「おしゃべり」できたから、本当によかった。
当日、ご来場いただいた皆さん、お買い上げいただいた皆さん、出店者などの関係者の皆さん、浮島神社とその周辺の皆さん、本当にありがとうございました。